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Essential Survey 導入事例―現場の声を“見える化”するサーベイの力―

更新日:7月23日

サンキョー株式会社様では、組織のリアルな声を可視化するためにEssential Surveyを導入されました。


本記事では、代表取締役の鍵谷健介様に、導入の背景と効果についてお話を伺いました。



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【会社名】

株式会社サンキョー https://sankyo-kobe.co.jp/

【設立】

1960年

【事業内容】

自動車・建設機械、農業機械等向けプレス金型の設計・製造、プレス部品の加工

【本社所在地】

神戸市北区長尾町





率直な感想:結果を見て「やってよかった」と実感


  ーーーこんにちは。本日はお忙しいところお時間いただきありがとうございます!まずは、Essential Surveyを導入いただいたいての率直な感想を伺えますか?


鍵谷様

サーベイの結果を見て、「導入してよかったな」というのが率直な感想ですね。


もし「こういうサーベイがいいですよ」と紹介されなければ、自分から「アンケートをやりたい」なんて思わなかったと思います。


  ーーー研修をお受けするにあたり、現状が見えると次の手を考えやすいのでは?との思いからおすすめさせていただきました。そう言っていただけると光栄です。


鍵谷様

そうですね。結果を出してもらえることで、こちらもいろいろアドバイスをいただきやすいです。


本音を引き出す「空気」ができてくる


  ーーー実際にSurveyを実施して、どのような発見がありましたか?


鍵谷様

やっぱり、どうしても「嫌なことは書きたくない」という気持ちもあるんですよ。でも、「好きだけど、書けない」という“情”の部分もあった。それが分かったのは大きかったですね。


また、最近は少しずつですが、辛口のコメントも入ってくるようになってきて、そういった“リアルな声”を聞けるようになってきました。


アンケートが「会話の起点」に変わる


鍵谷様

以前は「これってできないの?」と聞かれても、「それは課長がやることでしょ」みたいなやり取りになって、空回りすることもありました。


でも、アンケートをベースにすると、やり方がわからない人にも「それならこういうふうにすれば?」とアドバイスしやすくなるんです。


  ーーー「心理的安全性」に関わる部分ですね。コミュニケーションが活性化することは良いことですね。 


鍵谷様

「分からなければ聞いていい」という空気が生まれて、上司も部下も少しずつ声を出しやすくなったと思います。



alt="社員の本音を可視化する組織サーベイの重要性を語るサンキョー株式会社の鍵谷氏"


会議が変わった:「いいね」が循環する組織へ


  ーーーSurvey導入後、何か “変化” はありましたか? 


鍵谷様

最近は、会議の場で「こんな問題が出て、○○さんからこういうアイデアが出ました」と共有されるようになりました。


以前は数値目標に必死で、「どうやったら利益が出るか」ばかりを見ていましたが、社員一人ひとりの考えや感情を理解することの大切さに気づかされました。


数値は「気づきの扉」になる


  ーーー数字として出ると「ちょっとまずいかもしれない」と思える部分もあるわけですけど、それを見て改善する手がかりにもなりますよね。


鍵谷様

施策を打ったとき、数値でどう変化したかを見ると、「このイベント、効果があったんだな」って分かる。しかもそれが “社長だけ” の努力じゃなくて、部署ごとに「自分ごと」として関われるようになってきた。これは大きな変化です。


人の違いを活かすために


鍵谷様

サーベイって「この人はダメ」って断定するためのものじゃない。むしろ、「どう伝えれば伝わるか」「どう関われば活かせるか」を考えるヒントになるんですよね。


僕たちは、いろんな性格や価値観を持った人と一緒に働いている。だからこそ、排除するんじゃなくて「どう共存するか」が大事だと思っています。


感情を知ることで、組織は動き出す


  ーーー最後に、Essential Surveyを導入して感じた魅力や、他の企業におすすめできるポイントがあれば教えてください。


鍵谷様

正直、自分は「成果出してるのに、なんで反応が悪いんだ?」と疑問に思っていました。でも実は、相手の感情や受け取り方をまったく見ていなかった。


だから、感情をきちんと把握することを大切にしている人には、このサーベイを本当におすすめしたいです。


まとめ


サーベイは「評価して終わり」のためのものではなく、対話を始めるためのツールです。


サンキョー株式会社様では、Essential Surveyを通して、社員一人ひとりの声を拾い、感情に寄り添う組織づくりに取り組んでいます。


また、経営計画の中に、1年後にはEssential Surveyの数値を〇〇ポイント改善させる、、、といった具体的な数値​目標として掲げておられます。


「声なき声」を可視化し、「関係性」を育む。その第一歩としてEssential Surveyは、これからも多くの現場で役立つことでしょう。






 
 
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